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碁盤制作技術 吉田流太刀盛り
これは、行田市指定無形文化財となっております。 碁盤・将棋盤の盤面のマス目を、太刀の刃先部分に漆をつけ、その太刀で碁盤の上に漆を盛り上げて マス目をつけるというものです。 その実演会が、小川町にあります 埼玉伝統工芸会館 (比企郡小川町大字小川1220 ( URL http://saitamacraft.com ) で、平成25年4月27日・28日に行われました。 碁盤の盤面にマス目を書き入れて準備をしているところ。 マス目のしるしをつけるのも、相当神経を集中して行っております。 やっと準備が完了しました。 太刀に漆をつける前に、まず、調子を整えています。 太刀盛りは、本来は物音のしない室内で実施しているのですが、周りにギャラリーがいて注目される場所であったり、いろんな音が聞こえる場所である場合は、神経を集中させるのが難しいそうです。 始める前、碁盤や太刀盛りなどについて解説をしているところ。 漆をさらしの上に取り出しています。 取り出した漆をさらしで巻き、さらしの両端から絞るようにして、漆をこしているところです。 こした漆を、練りこんでいるところです。 よく練りこんで、粘性が均一にならないと太刀の刃先に漆がきれいに乗ってこないそうです。 練った漆を均等に延ばしているところです。 漆が均一に延ばされた様子です。 いよいよ刃先に漆をのせる作業です。 ここから、一段と難しい作業に入っていきます。 漆が塗られた台上は、非常に滑りやすいので、ちょっとした気のゆるみがあると、太刀が滑ってしまいやり直しとなってしまうそうです。 刃先に漆をきれいにのせるためには、太刀の刃の部分と漆との間に漆の幕が張られている状態が大切なんだそうです。 どうですか?確認できますか?太刀の切っ先まで漆の幕がついているのがわかりますか? いよいよ碁盤の盤面に漆を盛り上げてマス目をつけていく作業です。 どうですか?太刀の刃先と盤面の間に、漆の幕が張られていたのを確認できましたか? 縁取りしたった紙を取り除き淵のラインの太刀盛りです。 最後に、盤面のポイント。 目が盛り上がっている様子を写し取ることはできなかったのが残念です 【次に、主な作品の紹介です。】 この碁盤は、3,675,000円の正札がついておりました。 この碁盤には、3,150,000円の正札がついておりました。 この碁石をいれる器には、630,000円の正札。 いやー、本当にすばらしい太刀盛りの碁盤でした。 将棋や囲碁を趣味にしている方は、本当に欲しくなると思います。 もしかしたら、買っても飾るだけで使わないかもね、もったいなくて!!
by sobakko-yunchan
| 2013-05-05 11:11
| 文化
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